Marshall JCM2000 Triple Super Lead 60
60W トリプルチャンネルリバーブヘッド
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TSL-60は Triple Super Lead 60 の略で、文字通り3chのトーン回路が内臓された60Wのギターアンプである。1936のキャビネットと組み合わせることで小さなホールや自宅でも活用する事が出来き、操作性の良いフットスイッチが標準でついてることから、このセットだけでかなりの音作りが出来ます。 特に注目すべき点はサウンドにあり、EL34×2で60Wの出力を叩き出すことで、パワーを全開にしなくてもフルテン マーシャル独特のパワー管の歪みを得らる事が出来ます。 マーシャルアンプは通常EL34×2で50Wの出力であり、同じシリーズのTSL100はEL34×4で100Wと通常の出力である。そのため、TSL-60はマーシャルシリーズで異色のアンプとなっています。 このTSL-60は発売当時に新品で購入しましたが、TSL-100と並べて試奏し、図太いがきめの細かな歪が得られるため、TSL-60の購入に踏み切りました。 |
| TSL60し、シャーシがブラックに塗装されており、マーシャル特有の青い電解コンデンサは小型化されシャーシ内部に取り込まれています。 そのため、バックパネルから見える部品はいたってシンプルになり、プリアンプバルブが3本と、位相転換バルブが1本、そしてパワー管が2本にトランスが二つだけです。 |
| 上面のシンプルさと打って変わってシャーシ内部は電子機器のようにプリント基板が配置され、真空管ソケットもプリント基板に直接ハンダで固定されています。 また、今までのマーシャルアンプはプレート電圧が380〜400V程度であったが、TSL-60のプレート電圧は高出力を出すためか465Vと非常に高くなっており、バイアス範囲もLow=26.9mA Hight=45.1mAと浅い設定となります。 |
シャーシの中央に付いている蓋を開けると、バイアス調整用の可変抵抗と測定端子が入っています。
チャンネルやリヴァーブ、ループを切り替えるフットスイッチは利便性が高い。